SEAnews 2000-06-20 ArtNo.22840

【ニューデリー】ドイツの化学企業Bayer group傘下のベルギー拠点のAgfa Gevaertは完全出資会社Agfa Gavaert India (P) Ltdを設立、インドにおける写真材料関連ビジネスに乗り出した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが17日伝えたところによれば、アグファ・ゲバルト・インディアは2000年4月から業務を開始、当面グループの連絡オフィスとして機能しているが、追ってグループの投資機関車の役割を担うことになる。
アグファ・ゲバルトは昨年10月にMCC Imaging Pvt. Ltd (MCC)を通じ、インドにおける写真フィルム事業を開始した。ＭＣＣはアグファカラー・レーンジの写真フィルムのインドにおける独占流通権を取得、今年末までに主要都市全てを網羅するディストリビューション網を構築することを目指している。
ＭＣＣの Ajay Mehta取締役によると、アグファ・ゲバルト・インディアの設立後も、ＭＣＣとの関係は基本的に変化していない。将来アグファ・ゲバルト・インディアとＭＣＣはそれぞれ独自の合弁会社を設立する可能性もあるが、目下のところ詳細は未定。ＭＣＣは目下3段階から成る全国ディストリビューション網を構築する作業に取り組んでいると言う。