【ワシントン】米国の総合エネルギー・インフラ開発会社CMS Energy Corporationはインドにおける投資機会の開拓に積極的に取り組んでおり、同社としてはインドで4つ目の発電施設をタミールナド州に設ける準備を目下進めている。
エコノミック・タイムズが17日報じたところによれば、CMSのWilliam T McCormick会長兼CEOは先週記者会見し、以上の消息を語った。それによると、タミールナド州とアンドラプラデシュ州の2発電事業は既に稼働、タミールナド州における第3の発電所は建設中で、目下第4のプロジェクトに関する交渉が進められている。
タミールナド州チェンナイにおける同社にとってインドにおける2番目の200 MW GMR Vasavi発電所は昨年稼働した。目下タミールナド工業開発公社(TIDCO)と1886MWの第4の発電所と液化天然ガス(LNG)プロジェクトに関する協議を続けている。同プロジェクトではメガ発電所と年間処理能力250万トンのLNG貯蔵/再ガス化施設が建設され、プロジェクト・コストは16億米ドル、CMSの出資額は8700万米ドル。タミールナド州にとっては過去最大のエネルギー・インフラ・プロジェクトになる。