2000-06-20 ArtNo.22830
◆IOC/GESCO/三星/SKコープ、LNG輸送で提携
【カルカッタ】国営石油会社Indian Oil Corporation(IOC)は地元最大の民間海運会社Great Eastern Shipping Company、韓国のSamsung、韓国系商社SKコーポレーションとコンソーシアムを組織、液化天然ガス(LNG)輸送ビジネスに乗り出した。
エコノミック・タイムズが17日伝えたところによれば、各パートナーは恐らく対等出資でIOC-Gesco-Samsung-SK Corpコンソーシアムを組織、8億米ドル前後を投じてLNG輸送船団を編成、主にペトロネットLNGのLNG輸送契約の獲得を図る。
IOCはそれ自身ペトロネットLNGの主要出資者だが、ペトロネットLNGの他の出資者にはGas Authority of India Ltd、Oil and Natural Gas Corporation、Bharat Petroleum Corporation Ltdが名を連ね、この他、National Thermal Power Corporationの参加も予想されている。
ペトロネットLNGはグジャラート州Dahejとケララ州CochinにLNGターミナルを設け、カタールから輸入する年間約500万トンと250万トンのLNGを陸揚げする。既にカタールのRasGasと関係協定を結んでいる。このためペトロネットLNGは少なくとも向こう25年間にわたり、最低3隻のLNGタンカーをチャーターする計画だ。
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