2000-06-19 ArtNo.22824
◆インド・アジアン・フューズギア、独パートナーに優先株発行
【ニューデリー】デリーを拠点にミニチュア・サーキット・ブレーカー等のスイッチギアやフューズギアの製造を手掛ける創業50有余年のIndo Asian Fusegear Ltd(IAFL)は、ドイツのテクニカル・パートナー、Heinrich Kopp(HK)に10クローの優先株を発行する計画だ。
株式資本9.35クローのIAFLには、目下プロモーターが51%、CanBank Mutual Fundが4%、それぞれ出資、残りのシェアは一般投資家が握っている。IAFLは目下HK向け優先株発行に対する外国投資促進局(FIPB)の認可を待っている。優先株の発行後、IAFLの取締役会にはHKから2人の代表が派遣される。優先株発行により得た資金はスイッチギアの研究開発(R&D)部門及び照明部門の設備改善に当てられる。照明部門は最近ウッタルプラデシュ州Noidaに13クローを投じ、年産750万本の小型蛍光灯の製造施設を設けた。
一方、IAFLとHKは合弁で、インドとドイツに幅広いミニチュア・サーキット・ブレーカーのデザインを開発するR&D施設を設けることを検討している。
IAFLの2000年3月期の年商は56.69クロー(US$1267万)、利益は1.50クロー(US$33.5万)で、2000-01年度には80クロー(US$1788万)の年商を見込んでいる。
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