2000-06-16 ArtNo.22812
◆ニュージェン、バンガロールにソフト開発センター計画
【ムンバイ】地元ソフトウェア開発会社Newgen Software Technologies Limited(NSTL)はカルナタカ州バンガロールに450~500人のスタッフを擁するソフトウェア開発拠点を設ける計画だ。
デカン・ヘラルドが14日、NSTLのT S Varadarajan取締役の言として伝えたところによれば、バンガロール・オフィスは同社のインド南部における全業務を収容することになる。
ドキュメント・マネージメント、ワークフロー、レポート・マネージメント、Eコマース・ソルーションを強味とするNSTLは、米国カリフォルニアにおけるPaperFly Corporationの創設に参画、後者に25%出資した。既に200万米ドルのシード・キャピタルを調達したPaperFlyは、NSTLが開発したOmniDocsテクノロジーを用いウェブを通じたドキュメント・マネージメント・サービスを提供する。
NSTLのDiwakar Nigam重役(MD)によると、OmniDocsは分散型でスケーラブルなウェブ技術をベースにした法人ドキュメント・マネージメント・システムで、数千の法人と数千のユーザーを同時にサポートでき、アプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)モデルに最適である。PaperFlyは北米におけるOmniDocsの独占使用権を認められたが、NSPLは欧州や東南アジアでも同様のパートナーシップを結ぶことを計画している。
インドのソフトウェア産業はソフトウェア・リソースの提供や契約作業をベースにしたこれまでのビジネス・モデルから超出し、外国企業と戦略提携を結び、より大きな利益を享受する新次元のビジネス・モデルを創造する時期を迎えていると言う。
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