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2000-06-16 ArtNo.22805
◆長距離電話市場開放で通信機器/ターンキー/ケーブル業者に恩恵
【ニューデリー】国内の長距離電話市場が間もなく開放されるのに伴いテレコム業界にとってエキサイティングな時代が到来する。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが14日報じたところによれば、同市場の開放は、向こう3年間に通信機器製造業者やターンキー・ソルーション・プロバイダーに1万5000クロー(US$33.53億)のビジネス機会を提供する。電気通信機器製造業者協会(TEMA:Telecom Equipment Manufacturers Association)スポークスマンによると、Himachal Futuristic Communications Ltd(HFCL)、Telecom Consultants India Ltd、Indian Telephone Industries、Hidustan Cables Ltd、Larsen and Toubro(L&T)等がこうした機会を享受することになりそうだ。電気通信局(DOT)のガイドラインによれば、目下同ビジネスを独占経営しているDOT以外に長距離電話会社3社が誕生することになる。各長距離電話会社は光ファイバー・ケーブルの他、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)や高密度波長多重(DWDM:Dense Wavelength Division Multiplexing)光ネットワークシステム等の先端技術を導入、約10万ケーブル・キロのネットワークを構築せねばならないため、新規ライセンス取得者が全国規模のネットワークを構築するには3~5年を要するものと見られる。
今日地元通信機器メーカーはこの種のハイテク機器を製造する能力を備えている。最近のDOTの関係入札には、HFCL、Siemens、Lucent等5社が応札した。1万5000クローの市場は、通信機器メーカー、ターンキー・ソルーション・プロバイダー、ケーブル製造業者によりほぼ3等分される見通しと言う。
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