2000-06-16 ArtNo.22802
◆リライアンス、5乃至10年内に発電能力1万MW目指す
【ムンバイ】Reliance Industries Ltd (RIL)は向こう5~10年内に1万MW(メガワット)の発電能力を確保する計画だ。RILのDhirubhai Ambani会長は13日以上の目標を語った。
インディアン・エクスプレスが14日伝えたところによれば、RILは全ての製造施設に自家発電施設を設けており、この種のキャプティブ発電施設の合計能力は800MWと、国内最大。電力事業は、RILが中核とする石油化学と密接に関係しており、同社は発電の他、送電、配電事業にも注目している。既にマハラシュトラ州のPatalganga、グジャラート州のJamnagar及びGhogha、タミールナド州のJayamkondam、オリッサ州のHirma、そしてゴアにおける独立電力供給業者(IPP)プロジェクトに参画しており、これらのプロジェクトの合計発電能力は6000MWに達する。
RILはまた国内最大の民間送電会社Bombay Suburban Electricity Supply Ltd (BSES)の最大のシェアを握っているが、最近新たにBSESの20%のシェア獲得を目指す公開買い付けを提案した。
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