SEAnews 1995-01-21 ArtNo.228

【シンガポール】経済開発局(EDB)の国際活動及び地域活動の指針を定めるため欧米日本の主要企業のトップを招聘して昨年組織されたＥＤＢ国際諮問理事会の初会合が19、20日の両日開かれた。
初日の19日には多国籍企業10社のトップがリー・クアンユー上級相も交え、地政学的課題や域内の投資環境等に関して討議した。米国からは、ベクトン・ディキンソンのClateo Castellini会長、イーストマン・コダックのジョージ・フィッシャー会長、ハンツマン・グループのジョン・ハンツマン副会長(元ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ駐在米国大使)、ＲＲドネリーのジョン・ウォルター会長が、欧州からはシーメンスのヘルマン・フランツェ会長、グラクソ・ホールディングズのPaul Girolami会長、ロイヤル・ダッチ・シェルのL.C.Van Wachem会長が、日本からは石川島播磨重工業の稲葉興作社長、日立製作所の金井務社長、松下電器産業の松下正治会長が、それぞれ出席した。議長はシンガポールの元閣僚(外相/通産相等)Ｓ.ダナバラン氏が務めた。(ST,LZ:1/20)