【ニューデリー】多額の債務と累積赤字を抱える国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、目下手掛ける組織再編の調整役として組織再編オフィス(OOR)を本社内に設置した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが13日報じたところによれば、SAILのSanak Mishra常務取締役(法人計画担当ED)を長とするOORは、M.K. Moitra取締役(リストラ担当)により立案されたガイダンスに基づき業務を手掛ける。Mishra氏はボード・レベルではMoitra氏に報告義務を負う。
今年3月にSAILが鉄鋼省との間で交換した組織再編に関わる覚書は、6月30日までにOORを設けて組織再編のあらゆる側面をモニターするよう規定している。