2000-06-14 ArtNo.22778
◆MUL、多目的車ジプシーのディーゼル・バージョン計画を放棄
【ニューデリー】スズキが50%出資するMaruti Udyog Ltd(MUL)は多目的車Gypsyのディーゼル・エンジン・バージョンをインド市場に投入する計画を放棄したが、中型乗用車Esteemのディーゼル・バージョン計画は実行する方針だ。
エコノミック・タイムズが12日報じたところによると、MUL筋は「ジプシーのディーゼル・バージョンを見合わせたのは、コスト・アップで経済性が損なわれるため」と述べ、エスティームについては「計画は続行され、ディーゼル・バージョンのコストが目下算出されている」と語った。
MULは、プジョーTUD5ディーゼル・エンジン搭載のZenに対する需要が当初予想外に低調だったことから、ディーゼル・エンジン車投入計画をスローダウンしたが、最近になってZenディーゼル・バージョンの需要が上向いていると言う。
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