【ティルヴァナンタプラム】久しく棚上げにされてきたケララ州Thiruvananthapuramにおける国際空港プロジェクトがやっと離陸にこぎつけた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12日報じたところによれば、ケララ州政府が1997年に設置したThiruvananthapuram Airport Development Society(TADS)は、新国際ターミナル・ビルの建設を含む見積もりコスト90クロー(US$2012万)のプロジェクトのマスタープランをほぼ完成した。
TADSメンバーを兼ねる州政府のK. Mohankumar次長によると、空港建設は段階的に進められ、ターミナル・ビルの建設を含む第1期プロジェクトは着工後24ヶ月で完成する。2万平米のターミナル・ビルの建設に必要な27エーカーの用地買収は既に開始されている。新空港はB747とAB300の離着陸を同時に処理でき、一度に処理可能な乗客数は現在の400人から1000人に拡大する。現在の設備の年間乗客処理能力は36万5000人とされているが、過去数年実際の処理量は80万人を超えている。
Urban Development Corporation (HUDCO)等の金融機関からの借入やState Infrastructure Development Fundの資金が用いられる。新空港では利用客からユーザー・デベロプメント・フィーが徴収され、ローンの返済に当てられる。同方式はKoch国際空港やKozhikode空港において既に採用されていると言う。