1995-07-07 ArtNo.2277
◆<馬>MMC子会社等、M$9億送電線敷設下請け契約獲得
【クアラルンプル】マレーシアン・リソーシズ・コーポレーションBhd(MRCB)とプルモダラン・ナシオナルBhd(PNB)の55:45の合弁会社トランスミッション・テクノロジーSdn Bhdは電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)から獲得した500KV(キロボルト)と275KVの送電線敷設契約を、マレーシアン・マイニング・コーポレーションBhd(MMC)傘下のMMCエンジニアリング・サービシズSdn Bhd(MMCES)を初めとするコンソーシアム2社に下請け発注した。
MMCESとインドのKECインターナショナルLtdから成るコンソーシアムは総延長139キロの500KV送電線網敷設工事を5200万Mドルで、またMMCESとプルナス・エンジニアリングSdn Bhdから成るコンソーシアムはフェーズ1とフェーズ1Aの275KV送電線敷設工事を3400万Mドルで、それぞれ請け負った。MMCESとKECインターナショナル及びプルナス・エンジニアリングは5日、コンソーシアム組織の合意書に調印した。MMCESは近く設立される合弁会社2社の支配権益を握ることになるが、出資率等の詳細は今後詰められる。500KV送電線網の初期工事は既に先週土曜にスタート、また275V送電線網の工事もそれ以前から開始されている。前者の工期は18カ月、後者は25カ月で、MMCESは子会社のMMCパワーSdn Bhdに両プロジェクトの管理を委ねた。(NST:7/6)
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