SEAnews 2000-06-12 ArtNo.22742

【バンガロール】マハラシュトラ州プーナ拠点のAbee Info-Consumables Ltd (AICL:旧社名Abee Printer Ribbons Ltd)は、ＣＤ－Ｒやフロッピーの製造を手掛ける台湾のMr.Write(Friendly CD-TEK Corporation)と合弁協議を進めている。
ＡＩＣＬのB.B. Somani重役(MD)が8日催されたＡＢＥＥ商標のＣＤ－Ｒ及びフロッピーの発表会の席上語ったところによると、ＡＩＣＬはこれらのＣＤ－Ｒ及びフロッピーを、新設したシンガポール・オフィスを通じて調達しており、同オフィスは英国市場開拓の前線基地の役割も担っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9日報じたところによれば、Abeefill商標のプリンタリボンは国内市場シェア50％以上を占めるが、同社はプリンターリボン・カートリッジ、リフィル・キットから最も急成長を遂げる情報技術(IT)消耗品のＣＤ－Ｒ及びフロッピーに業務の重心を移した。
ＡＩＣＬと英国IT Imageの51：49の合弁事業Abee IT India Ltdは、Abee ITブランドのインクジェット・プリンター・カートリッジ、レーザー・プリンター・カートリッジの販売を手掛け、外国パートナーの技術支援下にインクジェット・カートリッジの再生工場も設ける計画だ。新工場は9月に稼働する予定で、既に英国から1.76クローの輸出注文も得ている。
この他、新会社Abee Soft Technologies Ltdは教育用マルチメディア・ソフトウェアのＣＤタイトルをインド市場に紹介すると言う。