2000-06-08 ArtNo.22713
◆エアテル、4000キロ光ファイバー・ケーブル敷設計画
【ハイデラバード】Bharti Enterprisesとスウェーデンの通信事業会社Telia(ノルウェーの国営電話会社Telenor International ASが昨年買収)の合弁に成るBharti Mobile Ltdは、1000クロー(US$2.27億)以上を投じてアンドラプラデシュ州におけるAirTelと命名されたセル式電話サービスを拡張する計画で、これには4000キロの光ファイバー・ケーブル敷設が含まれる。
アンドラプラデシュ州におけるプリペイド方式によるサービスを計画するエアテルは、WAP(wireless access protocol)ゲートウェイを設け、ネット・サーフ、高速データ転送、ファイルのダウンロード等、各種付加価値サービスの提供を計画している。
Bharti EnterprisesのSunil Kumar Mittal会長兼MDがエリクソンの支援下に構築したエアテルのMega Millennium networkの発足式典の席上語ったところによると、バーラッティは事業の拡張と新技術の導入に引き続き投資、そのサービスの向上を図る。新交換センターの増設により同社のサービス許容量はこれまでの4万から11万5000に拡大、今会計年度内に20万に拡張される。新システムは需要の増加に対応したモジュール式拡張が可能で、契約者の拡大に柔軟に対応できる。
2001年3月までにアンドラプラデシュ州とカルナタカ州のセル式電話ユーザーは20万人に達する見通しで、同社はその半分の10万人以上の契約者獲得を目指す。
Bharti MobileのBadri Agarwal重役(ED/CEO)によると、今年9月までにセルサイトの数も150に拡大され、光ファイバー・ケーブルの敷設は2001年9月までに完成する。同社はカルナタカ/プーナ・サークル・ライセンス所持者JT Mobilesの支配権益取得に400クロー(US$0.9億)を支払ったが、交換機の拡張、光ファイバー・ケーブルの敷設、新たな付加価値サービスの導入、アンドラプラデシュ中央部におけるサービスの展開等に別に200クロー(US$0.45億)を投資すると言う。
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