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1995-07-06 ArtNo.2270
◆ペトロナス、＜比＞国営石油と新たな石油探査合弁準備
【マニラ】マレーシアの国営石油会社ペトロナスとフィリピンの国営石油会社ＰＮＯＣエクスプロレーション・コーポレーション(PNOCEC)はパラワン省ウェスト・リナパカンの既存石油鉱区に51％出資する可能性を検討している。
ＰＮＯＣＥＣ幹部がＳＴ紙に語ったところによると、向こう2週間以内に方針が決定される見通しだ。同鉱区は米系アルコーン・プロダクション・フィルスを初めとするコンソーシアムにより発見され、一時は有望油田として注目されたが、海水の浸透問題で立ち往生している。業界筋によれば、採取された90％が水分で、原油は10％のみと言う。ペトロナスとＰＮＯＣＥＣは2カ月前にミンダナオ島コタバト湾の共同探査・開発契約に調印しており、もし実現すれば両社にとって2件目の石油探査合弁となる。コタバトにおける最初の試掘は10月12日に予定されている。(ST:7/5)
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