2000-06-06 ArtNo.22688
◆タタ、資本金US$2300万のISPインディア創設
【ニューデリー】タタ・グループはエンド・ツー・エンドのインターネット関連サービス領域における国内最大のプレーヤーになることを目指し、近く当初資本金100クロー(US$2276万)の新会社“ISP India”を創設する。
エコノミック・タイムズが3日伝えたところによれば、Tata Industriesが支配権益を握り、タタ・グループの他の企業も出資するISPインディアは、ムンバイに本部を設けるとともに、全国にサポート・センターを展開する見通しだ。
ラタン・タタ会長の発意に成る新会社にはタタ・インダストリーズがマーケッティング面の、またタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)が技術面の支援を提供するが、グループないに欠けるものが有れば、外部からの支援も取り入れることを検討しているとされる。ISPインディアは当初リージョナルISPライセンスを取得するが、その後カテゴリーAライセンスを取得し、ナショナルISPを目指す。また独自のインターナショナル・ゲートウェーを設けるものと見られる。
インターネット・アクセス・サービスの他、トラベル、ウーマン、金融等の垂直型ポータルを開設、その運営を手掛ける見通しで、今会計年度第2四半期には幾つかのポータルが稼働するものと見られる。
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