【ニューデリー】インド産業連盟合同委員会(ASCON:Associations Council of the Confederation of Indian Industry)の最新調査報告によれば、今年4月には40％強の企業が昨年同月に比べ二桁成長をマーク、39％が一桁成長、残りの21％がマイナス成長を記録した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2日報じたところによれば、同調査はインド産業連盟(CII)及び関係87団体のメンバーを対象に実施したもので、インド国内産業生産全体の65％をカバーしている。
同期に二桁成長を達成した業種にはセル式電話サービス56％、繊維機械52％、ソフトウェア50％、パーソナル・コンピューター50％、VCR/VCP/VCD45％、住宅金融30％、カラーＴＶ30％、ハードウェア30％、銑鉄17.3％、カラー・ブラウン管16％、乗用車16％、製薬16％、通信機器15％、スチール13.3％、液化石油ガス(LPG)13％が含まれ、また一桁成長を記録した部門には、自動車タイヤ8％、アルミニウム7.1％、その他の車両7％、ゴム製品7％、ディーゼル6.5％、果実・野菜加工品5％、建設4％、石油4％、天然ガス4％、洗濯機0.5％が含まれる。
また同期にマイナス成長を記録した業種には、中／大型商用車－24％、ワゴン－23％、三輪車－16％、白黒テレビ－12％、スクーター－10％、製茶－5％、ガラス・テーブルウェア－5％、ゴム履き物－5％、コンベア・ベルト－5％が含まれる。
同期の輸出成長に関しては、軽車両1378％、モーペッド162％、アルミニウム103％、苛性ソーダ102％、繊維機械99％等は好調だったが、ポリエステル・ステープル・ファイバー－75％、ナイロン・フィラメント・ヤーン－59％、中／大型商用車－59％、乗用車－49％、ソーダ灰－32％、カラー・テレビジョン－25％、三輪車－24％、茶－12％等は不振だった。