2000-06-01 ArtNo.22641
◆MUL、新モデル導入/設備拡張のため300クロー起債
【ニューデリー】乗用車市場をリードするインド政府とスズキの合弁会社Maruti Udyog Ltd(MUL)は非転換社債(NCD)とコマーシャル・ペーパー(CP)で各200クローと100クロー、合計300クロー(US$6830万)を調達、新モデルの投入や製造施設の拡張費用に当てる。
インディアン・エクスプレス/ヒンドゥー・ビジネス・ラインが水曜(5/31)伝えたところによれば、信用格付け会社ICRAはMULのNCDに最高のLAA、CPにA1+の格付けを行っている。同社によると今回の借入はボトムラインに影響を及ぼすものの、MULの借入/自己資本比率は依然低レベル。乗用車市場の競争過熱を配慮しても安全度は高いと言う。しかしICRAは、同時に競争過熱からMULのマージンが持続的な下降線を辿ると予想している。
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