2000-05-31 ArtNo.22624
◆ジャワハルラル・ネール港、US$1.3億投じ設備拡張
【ニューデリー】国内初のサテライト港、Jawaharlal Nehru Port(JNP)は向こう3年間にコンテナ中継輸送のハブになることを目指し、600クロー(US$1.366億)を投じてより喫水の深い船舶を受け入れることのできるナビゲーション施設を建設する。
インディアン・エクスプレスが30日伝えたところによれば、ジャワハルラル・ネール港湾局(JNPT:Jawaharlal Nehru Port Trust)のKishore G Apte副会長はPTIに対して以上の消息を語った。それによると、アプローチ・チャンネルの浚渫だけで600クローが必要で、それ以外に毎年メンテナンスに10~12クローが必要とされる。
プロジェクトの認可申請は既に運輸省に提出済みで、10月までには認可が下りる見通しだ。目下アプローチ・チャンネルの深度は10.9メートルだが、第4、第5世代のコンテナ船が寄港できるよう浚渫により13.5メートルまで深める。これは日本国際協力事業団(JICA)の調査に基づくもので、工期は2~3年を要すると言う。
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