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2000-05-30 ArtNo.22613
◆カルナタカ州、韓進に初のマイナー・ポート開発発注？
【バンガロール】カルナタカ州政府は、ＢＯＳＴ(建設/経営/ｼｪｱ/引渡)ベースの初のマイナー・ポート開発を近く発注するものと予想されている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインは29日、カルナタカ州政府のB.K.Dasインフラ担当部長(Principal Secretary)の談話を引用し、以上の消息を伝えた。ダス氏によると、Karwar付近のTadriにおける港湾開発プロジェクトには韓国のHanjin Engineering and Constructionとムンバイ拠点のZoom Developersから成るコンソーシアムのみが入札しており、近く関係報告書が州政府に提出される。
コンソーシアムに対する原則認可はペンディングされており、6月5日に開幕する国際投資家会議の1ヶ月の会期中に正式の認可が下される見通しだ。民間インフラ事業の総元締めを務めるKarnataka State Industrial Investment and Development Corporation (KSIIDC)は、同認可を受けて、関係コンソーシアムとコンセション契約協議を開始する。コンソーシアムはそれに先だって技術・経済面の事業化調査を進める必要がある。
コンソーシアムはKSIIDCに名目的な出資を求めており、この点も追って裁定が下される。
Karwar南方40キロのTadriには約1ダースほどのバースを備えた多目的小型港が建設され、倉庫やその他のインフラ施設用に1000エーカーの土地が準備されている。コンソーシアムは当初750クロー(US$1.7億)、向こう20年間には3000クロー(US$6.8億)を同プロジェクトに投じる見通しだ。
カルナタカ州政府は1997年にマイナー・ポート開発地として9カ所を選定、1997年11月にTadriの他、BelekeriとOld Mangaloreの国際入札を募集したが、応札があったのはTadriのみで、ＲＩＴＥＳは1999年半ばに入札審査を終えている。この他、Malpe、Bhatkal、Honnavar、Belekeri、Hangarkatta、Kundapurに漁港の開発が検討されていると言う。
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