2000-05-29 ArtNo.22592
◆ヤマハ、二輪車合弁事業にUS$1.38億追加投資
【ハイデラバード】地元パートナーNanda一族から合弁会社Escorts Yamaha Motor Ltd (EYML)の24%のシェアを買い取り、その持分を74%に引き上る方針を決めたヤマハは、新たに500クロー(US$1.38億)をEYMLに注入する計画で、内300クローは今会計年度内に投資される。
EYMLのAnil Katyal Nanda会長兼GMが先週催されたYD125モデルの発表会の席上語ったところによると、500クローの一部は24%の権益買収費に当てられるが、かなりの部分がウッタラプラデシュ州Surajpur工場の設備拡張に当てられ、二輪車市場ナンバー・ツーへの浮上が目指される。
インディアン・エクスプレスが26日伝えたところによると、来月第1週にYamaha Motor Escorts Ltdに社名変更する予定のEYMLは、今年(カレンダー・イヤー)末までに新たに2モデルを市場に投入する。今後は毎年新モデルを紹介、ディーラー網も拡張する。EYMLは近くRajdootのアップグレード・バージョンを発売する予定だ。
ヤマハの市場シェアは1、2年前には17%だったが、初の4ストロークモデルYBXの発売で、過去数ヶ月間のシェアは22%にアップしている。同社は今年通年で25%のシェアを目指している。
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