SEAnews 2000-05-26 ArtNo.22582

【ムンバイ】J.D.パワー社の販売満足度指数(Sales Satisfaction Index)調査で、Honda SielとMitsubishi-Hindustan Motorsが再度インド自動車メーカー各社のトップにランクされた。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが25日伝えたところによれば、JD Power & Associatesのアジア太平洋地域オフィスが1999年9月から2000年4月の間に実施した同調査では、1）“販売経験”、2）“配達通知”、3）“価格評価”、4）“配達のタイミング”、5）“営業担当者の知識”、6）“配達後のコンタクト”の6項目の評価をベースに顧客の満足度が測定されている。特に1）“販売経験”に最大の37％の比重が置かれており、以下2）、3）、4）と比重は軽くなる。
ホンダとＨＭミツビシは3）の価格評価の指数が平均点以下だったが、他の項目は全て良好な評価を得た。両社に続く、ナンバー・スリーはFordで、以下Mahindra & Mahindra、Daewoo Motors、Hyundai Motors、Maruti Udyogと続く。GM India、Toyota Kirloskar、Hindustan Motors、Fiat、Telcoの得点は、業界平均を下回った。これら業界平均を下回った企業は、いずれも販売経験と価格評価の項目の評価が貧弱だった。
配達のタイミングではＭ＆Ｍがトップで、93％の顧客が指定された日時に配達を受けたと回答した。業界平均は83％だったが、トヨタは61％にとどまり、Ford、Fiat、Daewoo、GM India、Hyundai Motor、Telcoの成績も低調だった。