|
1995-07-06 ArtNo.2257
◆＜星＞昭和プラスチックス、政府投資会社と新合弁会社設立
【シンガポール】電子業界向け射出成型プラスチック部品を製造する昭和プラスチックス・シンガポール(SPS)は4日、シンガポール政府投資会社(GIC)と、60：40の出資率で払込資本200万米ドルのショープラ・インターナショナルを設立する合弁契約に調印した。
両社がこの日発表したところによれば、新会社は主に中国を除くアジアの新興市場を開拓、払込資本は5年内に2500万米ドルに拡大する。当面昭和グループの完全子会社として4月に操業を開始したホーチミン市のＴＶケーシング、オーディオ機器、フロントパネルの製造工場に600万米ドルを投資する。この他、インドネシア、ミャンマー、バングラデシュ等への進出も図る。新会社はプラスチック射出成型の他、プリント基板やラジオカセットの組立も手掛ける。
ＧＩＣは昨年、ショープラ香港に19％出資しており、ショープラ・インターナショナルは両社の2件目の合弁事業と言う。(BT,LZ:7/5)
|