2000-05-25 ArtNo.22562
◆Ambuja、AP州セメントプロジェクトを新設子会社の管理下に
【ムンバイ】Gujarat Ambuja Cement Ltd(GACL)のアンドラプラデシュ州における600クロー(US$1.366億)、年産200万トンの新セメント・プロジェクトの管理は、新設された子会社Ambuja Cement India (ACI)に委ねられた。しかしマハラシュトラ州における500クロー(US$1.138億)、年産200万トンのセメント・プロジェクトは親会社のGACLが手掛ける。
エコノミック・タイムズが23日GACL筋の消息として伝えたところによると、Ambujaグループのセメント年産能力を現在の650万トンから1300万トンに引き上げる1116クロー(US$2.541億)の拡張計画は、今やGACLとACIの2社により分担されることになった。
GACLが60%、AIG Asian Institutional Fund II/AIG Asian Opportunity Fund/GIC Special Investment Pte Limited(シンガポール政府投資会社ユニット)のコンソーシアムが40%出資するACIは、Ambuja Easternの年産150万トンのプラント(前社名Modi cement)、Associated Cement Companies (ACC)の11.3%の権益、そして上記のアンドラプラデシュ州における200万トンの新規セメント・プロジェクトをその傘下に収める。
これに対してGACLは、最近127クローを投じて42%の権益を手に入れたDLFの年産150万トンの施設、マハラシュトラ州に新設する年産200万トンの施設、100クローを投じて年産能力が現在の300万トンから400万トンに拡大されるグジャラート州の施設、スリランカのセメント・ターミナル(20クロー)等を管理する。
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