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2000-05-24 ArtNo.22548
◆高速道路局、クワシ・エクイティーによる資金調達を許可
【ニューデリー】インド全国高速道路局(NHAI:National Highways Authority of India)からナショナル・ハイウェー8号線(NH8)Jaipur／Kishangarh間93キロ(ﾗｼﾞｬｽﾀﾝ州内)の建設工事を受注した民間企業は、補助株式(quasi-equity)を発行し、資本市場で資金を調達できる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが22日報じたところによれば、ＮＨＡＩはこのほど関係プロジェクトの最終入札を募集、既に一次選考を通過した入札者は7月14日までに詳細計画案を提出せねばならない。Jaipur／Kishangarh間ＮＨ8の建設は民間部門によりＢＯＴ(建設/経営/引渡)方式で請け負われる初の主要なハイウェイ・プロジェクトになる。
クワシ・エクイティー・コンセプトは、入札募集条件に明示されており、契約を獲得した民間企業は伝統的な銀行／金融機関からの借入や株式の発行以外に、クワシ・エクイティーを発行し、市場資金を調達できる。しかし同条項には、不可抗力の事件に際しても政府の偶発債務に如何なる影響も及ぼさないと言う条件がついている。
クワシ・エクイティーの主要な特徴は、懐妊期間の長いインフラ・プロジェクトにつきものの不確実なキャッシュ・フローに伴う債務返済上のリスクを貸し手が敢えて負うことで、建設請負業者にとっては、不可抗力の事件に際しても主要な貸し手が、従属する貸し手に対する返済義務や補償を引き受けてくれると言うメリットがある。
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