【ムンバイ】Bosh Siemens Home Appliances India Pvt Ltd(BSHPI)はインド市場におけるプレゼンスを強化する狙いから製造部門を設ける計画だ。
ボッシュ・グループのHans Peter Haase副社長(国際販売担当)によると、完全な生産単位を設ける計画で、既に工場用地を買収、目下製造品目を検討している。冷蔵庫か洗濯機のいずれかになる見通しで、冷蔵庫工場なら投資額は1億マルク、洗濯機工場なら3000万~4000万マルクと見積もられる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが21日伝えたところによれば、先ずプレミアム・エンド、その後ミッド・エンドに照準を合わせ、最終的にマス・マーケット向けに全てのレーンジの製品を投入する計画だ。
現在は製品ラインの拡張に力を入れているが、次の段階では北部インドにおける事業の拡張を図る。これにより同社売上は1999/2000年度の19クローから2000/01年度には30クローに拡大する見通しだ。昨年第4四半期にはシーメンス商標の冷蔵庫を紹介した同社は、冷蔵庫売上の6~8%の成長を見込んでいる。
今年6月半ばには洗濯機ミッド・エンド市場に進出、2万ルピー以下の各種製品を紹介する。洗濯機プレミアム・カテゴリーの売上は8~10%、ミッド・エンドのそれは20%の成長が望める。皿洗い機は今年末までに1000ユニットの販売を見込んでいる。この他調理用電化製品の市場投入も検討していると言う。