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2000-05-23 ArtNo.22539
◆リライアンス、BSESの20%権益を公開買い付け
【ムンバイ】Ambani一族に率いられるReliance Industries Ltd(RIL)は完全出資子会社Reliance Power Ventures Pvt Ltdを通じ、国内最大の民間送電会社BSES Ltdの20%のシェアを1株234ルピーで買い取る公開買い付けを提案した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン/エコノミック・タイムズ/インディアン・エクスプレス/ザ・ヒンドゥーが20日報じたところによれば、過去26週間の平均価格に基づくRILのオファー価格は、インド証券取引局(SEBI)により定められた公開買い付け最低価格条項に則っているが、この日のBSESの終値255ルピーを8%下回った。RILの買収コストは650クロー(US$1.5億)となり、公開買い付けは来月から30日間オープンされるものと見られる。
マハラシュトラ州ムンバイ市とオリッサ州の75%の地区における送配電独占権を保持し、またタミールナド州Srimushnamにおける250MWの褐炭発電事業の支配権益等、500MW(メガワット)の発電施設を傘下に収めるBSESは、電気工事/資材調達契約事業やコンピューター・サービスも手掛け、最近ムンバイにおけるインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)サービスも開始した。1999年3月期年度の総収入は2349クロー(US$5.348億)、税引き利益は270クロー(US$6148万)。金融機関が同社の35%のシェアを握っている。
RILは既にBSESの14.82%のシェアを握っており、単一では民間部門最大の株主。RILのAnil Ambani重役(MD)は、そのステートメントの中で、BSESに対する公開買い付け提案は電力事業市場におけるプレゼンス拡張を図る同社の戦略の一環であり、エンジニアリングや建設、その他のプロジェクト・マネージメント領域における両社の強味を合わせるなら、電力プロジェクトの懐妊期間や工期を短縮し、最低コストで実行することができる。そればかりでなく金融面における柔軟性も増し、国内や海外の資本市場にアクセス、低コストの資金調達も可能になる。また両社は手を携えてムンバイ、オリッサ等の地域における広帯域アプリケーション・サービスを手掛けることができる。
RILはタミールナド州やグジャラート州及びマハラシュトラ州における独立電力業者(IPP)プロジェクトに積極的に参画、目下開発に当たる電力事業の総発電能力は6000MWにおよぶ。同社は向こう10年間に1万MWの発電能力を備えることを目指していると言う。
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