2000-05-23 ArtNo.22536
◆カルナタカ州送電会社、テレコム幹線構築でパートナー物色
【バンガロール】Karnataka Power Transmission Corporation Ltd (KPTCL)は送電網に平行したテレコミュニケーション幹線網の構築を計画、パートナーを物色している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが20日伝えたところによれば、KPTCLは光ファイバー・ケーブル(OFC)網が電力事業における損失を補填する新財源になると見ているが、プロジェクトを進めるには多額の投資を必要とする。KPTCLはこうした投資を賄う財源がなく、このため合弁事業のパートナーを選ぶ入札を近く募集する。
OFC網は、電気通信局(DOT)やパワーグリッド・コーポレーション等の他のネットワークにリンクし、インターネット・サービスや基本電話サービス、長距離電話サービスの利用に供することができる。目下DOTのネットワークがカバーしていない地域にもサービスを提供できる。
KPTCLはテレコム事業に進出する国内最初の送電会社になる見通しで、その採用する方式は他の州電力局(SEB)等により模倣されるものと見られると言う。
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