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2000-05-22 ArtNo.22521
◆ICRA、中小鉄鋼プレーヤーの合併統合勧告
【ニューデリー】ICRA Information Servicesは最近の報告書において中小プレーヤーの戦略的合併を通じ、膨大な過剰設備を抱えたインド鉄鋼産業の再建を提案した。
インディアン・エクスプレスが19日報じたところによると、報告書は「生産規模の面でも市場シェアの面でも経済規模を欠くインドの小規模鉄鋼業者は、往々にして過剰設備を抱えており、取り分けミニ・スチール・プラントやリローリング部門にこうした傾向が著しい」と指摘している。
それによると、インド国内では様々なサイズの鉄鋼企業2979社が年間2400万トンのスチールを製造しているが、内1800万トンは総合鉄鋼業者9社により製造されており、小規模業者の製造設備の半ばはスクラップや電力のハイ・コストから休止状態にある。
当初設けられた188基/合計製造能力1068万トンの電炉の内、今日稼働しているのは45基/合計製造能力533万トンのみ、934基/合計設備能力941万トンの誘導炉(Induction Furnace)の内稼働しているのは661基/723万トンで、稼働率は77%、1703基/合計製造能力2744万トンのリローリング・ミルの内稼働しているのは1204基/2281トンで、稼働率は83%、熱間圧延施設12ユニット中稼働しているのは7ユニット、冷間圧延施設75ユニット中稼働しているのは60ユニット、亜鉛鍍金施設16ユニット中稼働しているのは13ユニット、錫鍍金施設2ユニット中稼働しているのは1ユニットとなっている。
インドに設けられた電炉の内製造能力10トン以下のものが44%、11~30トンのものが51%を占め、51トン以上のものは僅か1ユニットに過ぎない。これに対して米国では製造能力10トン以下のものは6%、11~30トンのものは27%、51~100トンのものは24%、101~200トンのものは21%となっている。
ICRA報告書はインドの鉄鋼流通センターは少数の都市に集中し、国内の大部分の市場から遠く隔たっている点を指摘、業界が合弁により共通のストックヤードを全国各地に設ける必要を指摘、またCOREXプロセス等の先端技術の導入を勧告している。1950年代半ばに開発された酸素注入法と1960年代の連続鋳造技術は鉄鋼産業を飛躍させたが、インドが大規模にこの種の技術を採用したのは1997年に入ってからで、非効率な平炉(open hearth furnace)が依然として鉄鋼生産の15%を占めていると言う。
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