2000-05-19 ArtNo.22513
◆米国エンパワーテル、LGソフト・インディアとVoIP合弁
【バンガロール】IP(インターネット・プロトコル)ネットワークと音声を統合したいわゆるVoIP(voice-over-IP)交換機のプロバイダーで、米国サンノゼを拠点とするEmpowerTel Networksは16日、LGエレクトロニクス傘下のLG Soft Indiaと合弁でLG EmpowerTelを設立、テレコミュニケーション業界向けにエンド・ツー・エンドのVoIPソルーションを提供すると発表した。
エコノミック・タイムズ/インディアン・エクスプレス/ヒンドゥー・ビジネス・ラインが17日伝えたところによれば、LGエンパワーテルはカルナタカ州バンガロールにネットワーク研究開発(R&D)ラボを設け中核となるソフトウェアの開発や、エンパワーテルのキャリア・グレードVoIP交換機USX1000とLGのVoIPルータ/総合接続装置/IPフォーン等とのシステム統合作業を手掛ける。同ラボは今年7月には操業を開始、当初コストは200万米ドルと見積もられる。出資率等の詳細は追って発表されると言う。
LGソフト・インディアのLalit Ahuja社長兼MDによると、新会社はLGソフト及びエンパワーテルの製品の各国/各地域のニーズに合わせたカスタマイズも手掛ける。エンパワーテルはこれ以前にLeading Edgeと手を結びデリーにテレコムR&Dラボを設けている。
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