2000-05-19 ArtNo.22509
◆タタ、近く多目的車新モデル“スパティオ”お披露目
【ムンバイ】Tata Engineering and Locomotive Company Ltd (Telco)は向こう1週間以内に郊外及び農村部をターゲットにした多目的車新モデル“Tata Spatio”を発表するもようだ。
インディアン・エクスプレスが17日報じたところによれば、3リッターのディーゼル・エンジンを搭載したスパティオは国内で最もパワフルな多目的車になる。トヨタQualisは2500リッター・ディーゼル・エンジンを、Mahindra & MahindraのArmada GrandはプジョーXD3エンジンを、それぞれ搭載している。
10シートのスパティオはTata SumoやTempo Traxのアップグレード・バージョンと見なせ、工場出荷価格は33万1000ルピー、ムンバイにおける市販価格は40万ルピー(US$9107)強になる見通しだ。
昨年度(1999/2000)は、前年の3万1000台を下回る2万8000台の多目的車を販売したTelcoは、一連のアップゲレード・バージョンの発表により、失地挽回を図る計画と見られ、ポピュラーなSierraの新バージョンも準備している。
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