2000-05-19 ArtNo.22508
◆現代自動車、8月までに三交替制導入、月産1万台目指す
【ムンバイ】Hyundai Motor India Ltd(HMIL)は、月間生産量を1万台に引き上げるため、2000年8月までに第3シフトを導入する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが17日報じたところによれば、目下HMILは二交代制により小型乗用車Santroを月間6200台、中型乗用車Accentを同1200台、合計7400台生産している。
HMILのB.V.R. Subbu取締役(マーケッティング&セールス)が16日催されたサントロ新モデルの発表会の席上語ったところによると、需要に応じるには生産能力を拡大する他ない。今会計年度には輸出売上も昨年の900万米ドルから2500万米ドルに拡大することを目指している。三交替制導入の主要な目的は輸出需要に応じること。自動車市場の向こう2~5年間の先行きは楽観できる。国内経済が7%の成長を維持すれば、乗用車の需要は年率15%の成長が見込める。
今会計年度第4四半期には高級車Sonataをインド市場に紹介する。ソナタはアクセントとメルセデス・ベンツのギャップを埋めるもので、価格は100万~120万ルピー(US$2.2768万-2.7322万)に設定される。初年度に2000台、3年内に年間1万台の販売を目指す。この種のカテゴリーの市場規模は3万5000台と見込まれ、同社は独占的な市場シェアの獲得を目指すと言う。
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