2000-05-17 ArtNo.22493
◆ヤマハ・モーターズ・エスコーツに社名変更、商標もヤマハに
【ニューデリー】地元パートナーのエスコーツ・グループが24%の持分をヤマハに売却する方針を決めたのに伴い合弁会社Escorts Yamaha Motor Ltd (EYML)は、Yamaha Motors Escorts Ltdに社名を改め、商標もエスコーツ・ヤマハからヤマハに転換する。
インディアン・エクスプレスが16日報じたところによれば、エスコーツ・グループのRajan Nanda会長は月曜記者会見し、以上の消息を語った。それによるとEYML取締役会は今月26日に会合し、以上の方針を決定するとともに、同日をもって経営権をヤマハに引き渡す。新取締役会の顔ぶれ、新資金の調達、スクーター・ビジネスへの進出の有無等は、いずれもヤマハ・サイドにより決定されるが、恐らくヤマハは借入よりは増資を選ぶものと見られる。
外国投資促進局(FIPB)はヤマハが200クロー(US$4554万)の新資金をEYMLに注入し、持分を50%から74%に引き上げることを認めた。しかしエスコーツは現在の26%の持分を手放し、EYMLから完全に手を引くことは考えていないと言う。
|