2000-05-15 ArtNo.22458
◆PAL、三菱/台湾企業の技術支援下に多目的軽車両製造
【ニューデリー】Premier Automobiles Ltd (PAL)は三菱自動車工業及び台湾のChina Motor Corporation(CMC)と、現在操業が停止されているKalyan工場を利用して小型多目的車(MUV)を製造する協定を結んだ。
PALのVinod L Doshi会長が株主に宛てた回状の中で明かにしたところによれば、CMCの技術協力の下に製造されるプジョーTUD5ディーゼル・エンジン搭載のMUVは、Euro-II基準を満たし、地元部品使用率は75%。かつての合弁会社PAL Peugeot Ltd (PPL)が所有するKalyan工場で、今会計年度から年間1万~1万5000台が製造される。
インディアン・エクスプレスが12日伝えたところによれば、既存合弁パートナーのフィアットが、乗用車市場進出に本腰で乗り出したことから、同社は農村部をターゲットにした多目的ファミリー・カーの製造に集中する方針を決めたと言う。三菱自動車との提携内容は伝えられていない。
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