【ニューデリー】昨年(1999)インド政府により承認された韓国企業の投資プロジェクトは8億5000万米ドルと、前年の8600万米ドルから激増した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9日伝えたところによれば、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)とインド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)が、インド韓国合同ビジネス理事会(JBC)のために準備した報告書は、以上の消息を伝えるとともに、昨年承認されたFDI中の韓国のシェアが12.86%に達したとしている。
韓国企業の主要な投資領域には、自動車、電子、情報技術(IT)、テレコミュニケーション、電力、建設、エンジニアリング、繊維、石油化学、製薬が含まれる。
韓国からの投資は1996年7億5000万米ドル、1997年4億5000万米ドル、1998年8600万米ドル、1999年8億5000万米ドルと、振幅が大きいが、1998年の急激な落ち込みはアジア通貨危機に伴うものである。1999年の急上昇は韓国経済の復調を反映しており、韓国は対インド投資を30億米ドルに拡大することを目標にしている。
二国間の潜在的合弁領域としては、インフラ、造修船、石油化学、自動車、補助産業、電気電子、事務機、銀行金融、ソフトウェア、鉄鋼が挙げられる。
この日(9日)の会議では、韓国のHan Duck Soo貿易相及びインドのAjit Kumar Panja外務担当国務相が開幕演説を行い、会場にはSunnybell System、Telston Inc、Export Import Bank of Korea、POSCO、Hyundai、Samsung、Daewoo、LG International、Sangyong Engineering、Construction Co. Ltd等の代表が出席したとされる。