2000-05-10 ArtNo.22417
◆オートパーツアジア・コム、US$3千億スペアパーツ市場開拓
【チェンナイ】自動車部品の国際バイヤーとアジアの自動車部品製造業者を結びつけオンライン・トレードの場とファシティーを提供するバーチャル・ポータル“Autopartsasia.com”が公式に誕生した。
オートパーツアジア・コムのK. Vaidyanathan取締役兼CEOが8日記者会見したところによると、新ポータルはリプレースメント市場をターゲットにしているが、アジアから全世界のリプレースメント市場に供給される自動車部品の額は3000億米ドルに達し、年率10%以上の成長を見ている。
これまでに自動車部品会社30社が新ポータルに登録したが、初年度にインド/台湾/中国の登録企業数を1500社に拡大、3万5000品目のパーツをカバーする計画だ。
軽商用車やトラクター、モーター・サイクルの製造を手掛けるEicherグループのSubodh Bhargava前会長が会長を引き受けたオートパーツアジア・コムには、これまでに500万ルピー(US$11.46万)が投じられ、その過半をK. Vaidyanathan/K. Ramakrishnan兄弟が投資した。両人以外の投資家には、Mantra Consultants、SanmarグループのN. Kumar副社長が含まれる。向こう1、2年内に200万~250万米ドルの投資が必要とされるため、同社はベンチャー・キャピタルの導入も検討していると言う。
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