【ムンバイ】Maharashtra State Road Development Corporation(MSRDC)はマハラシュトラ州Nagpurにおける見積もりコスト5000クロー(US$11.4574億)の国際乗客/貨物複合輸送ハブ・プロジェクトの推進母体を務める新会社(SPC:special purpose company)に26%出資、残りのシェアはBOOT(建設・所有・経営・引渡)方式でプロジェクトを請け負う民間企業にオファーする。
インディアン・エクスプレスが9日、MSRDCのRK Jha重役(ED)の談話として、伝えたところによれば、既存Nagpur空港の350haの敷地以外に1300haの土地が必要とされる。MSRDCは、Shiv Sena-BJP政権時代に指名されたCity and Industrial Development Corporation(CIDCO)に代わり、同プロジェクトの準備作業を引き受けた。CIDCOは自らプロジェクトを実行する能力のないことを認め、同ポストを退いた。
MSRDCは9日、関係コンサルタント業務の国際入札を募集した。締め切りは6月21日で、その1ヶ月後にはコンサルタントが指名される。コンサルタントは8ヶ月以内に技術・経済事業化調査を完成させ、報告書を提出する。
既にContainer Corporation of India、Central Warehousing Corporation、Maharashtra Warehousing Corporation、Agricultural Produce Export Development Agency、KLMの航空貨物部門、British Airways等がプロジェクトに対する関心を表明している。この他、Blue Dart、Elbee Airlinesは貨物輸送サービスに、IDBI、Infrastructure Leasing and Finance Services、IFCIはプロジェクトに対する金融ファシリティーの提供に、それぞれ関心を示していると言う。