【チェンナイ】General Motors India (GMI)はその中古車ビジネス“5 Star OK”を今年末までに全国の10都市に拡大する。
インディアン・エクスプレス/ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4日伝えたところによれば、これはアンドラプラデシュ州ハイデラバードとマドヤプラデシュ州インドールにおけるパイロット・プロジェクトが成功したのに伴うもの。両地では過去6ヶ月以来、選ばれた複数のディーラーが各種ブランドの中古車を購入、補修を加えた後、保証書を付けて販売している。
GMIのRajeev Chaba副社長(マーケッティング)によると、この種のスキームは潜在顧客の開拓に役立つ。目下のところ下取りは行っていないが、その種のファシリティーを将来設けることも否定しないと言う。
Ford Indiaも最近“FordAssured”と称する類似のスキームを導入しているが、Toyota Kirloskar Motors (TKM)のヤマザキ・サチオ重役(MD)はヒンドゥー・ビジネス・ラインのインタビューに対して様々の仕様の膨大な中古車の安全基準を確保することは不可能とし、中古車ビジネスに進出する可能性を否定した。また異論の多い中古車輸入に関しては、トヨタもフィアットも、国内自動車製造ビジネスを崩壊させると、反対の姿勢を表明している。