2000-05-04 ArtNo.22363
◆ブルー・スター、室内エアコン市場シェアを2倍に拡大図る
【ムンバイ】マハラシュトラ州ムンバイ拠点の地場空調大手Blue Star Limited(BSL)は1年以内に急成長する室内エアコン(RAC)市場におけるシェアを2倍に拡大する計画だ。
BSLのB Thiagrajan重役(渉外/マーケッティング担当GM)によると、インドのルーム・エアコン及びスプリット・エアコン市場は急速に拡大しており、同社も流通網の改善を通じ同部門において昨年30%の成長を達成した。今年の夏も一層の成長を見込んでいる。
インディアン・エクスプレスが2日伝えたところによると、ダクト式エアコン/セントラル・エアコン市場に比較的強固なプレゼンスを有する同社は、RAC市場におけるシェアを向こう1年間に8%に、またスプリット・エアコン市場におけるシェアを現在の10%から12%に拡大することを目指している。
BSLは新製品の投入を通じた品揃えの拡大、広告キャンペーン、ディーラー網の拡張を通じてこうした目標を達成する計画だ。今夏は目下4モデルのRACセグマントに2モデルを追加するとともにハイ・ウォール・コードレス・スプリット・エアコンを発売する。既に先月から広告キャンペーンを開始、南部及び西部地区にセンセーションを生じさせている。現在200社のディーラー網には、目下手薄な地域を中心に今年末までに新たに50ディーラーが加わる。
ウィンドウズ及びミニスプリットから成るRAC市場は昨年28%の成長を遂げ、今年も30%の成長が見込まれていると言う。
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