2000-05-04 ArtNo.22354
◆ラジャスタン州電力局、250MW火力発電事業の入札募集
【ムンバイ】ラジャスタン州電力局(RSEB:Rajasthan State Electricity Board)は見積もりコスト1000クロー(US$2.29億)、250MW(メガワット)の石炭ベース発電事業の入札を募集した。
インディアン・エクスプレスが2日伝えたところによれば、発電された電力は電力購入契約(PPA)に基づき全てRSEBに買い取られる。落札者は発電所建設用地の調達、水/石炭の供給、その他について自からアレンジせねばならない。このため建設用地も決まっていない。
一方、RSEBは220/132KV送電線(シングル/ダブル・サーキット)及び220/132KV変電所の建設に関わるBOOM(建設/所有/経営/保守)契約発注先の選考に間もなく着手する。送電線敷設パッケージと変電所パッケージのコストはいずれも50クロー(US$1146万)前後と見積もられる。
ラジャスタン州政府は、昨年5月に電力部門の再編計画をスタートした。既に州議会を通過した関係法案は、大統領の承認を得るため中央政府に提出されている。同再編の柱の1つはRSEBを発電/送電/配電を手掛ける3つの企業に分割するとともに、電力事業監督理事会を設けることと言う。
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