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1995-07-04 ArtNo.2235
◆＜馬＞ＩＴＴ、タイムとＭ＄８４００万通信システム契約
【クアラルンプル】マレーシア初の音声／データ／マルチメディア通信機能を備えた全国光ファイバー網の構築を目指すタイム・テレコミュニケーションズSdn Bhd(ﾀｲﾑ･ﾃﾚｺﾑ)は、ここ1、2週間に上場企業リーティエン・ホールディングズBhdの子会社インティグレーテッド・テレコミュニケーション・テクノロジーSdn Bhd(ITT)にカスタマー・アクセス・システムの構築に関わる8400万Ｍドルの契約を正式に発注する。
同契約の下、ＩＴＴは米国プレミシス社製の関係機材の納入、据えつけを請け負うとともに、向こう3年間の保守も引き受ける。創立後1年のシステム統合会社ＩＴＴにとって、同契約は昨年インフォメーション・ネットワーク・コーポレーションSdn Bhd(INC)から受注した4000万Ｍドルの衛星通信ネットワーク構築契約と並ぶ大型契約で、親会社リーティエンのデータ・コミュニケーション及びテレコミュニケーション・ビジネスの売上倍増をもたらす見通しだ。リーティエンの94年度のこの種の売上は2890万Ｍドルで、総営業額の55％を占めた。 一方、カリフォルニア拠点のプレミシスにとっても5年前の発足以来最大級の取引に数えられ、同社のカスタマー・アクセス機器事業に弾みが付く見通しだ。カスタマー・アクセス機器はユーザーのローカル・エリア・ネットワークと通信会社の広域ネットワークの仲立ちを務める。(NST:7/3)
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