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2000-05-03 ArtNo.22338
◆合併後インディアン・シームレスの財政一層悪化:格付け会社
【ムンバイ】企業の合併は常に経営・財政基盤の強化につながる訳ではなく、例えばIndian Seamless Metal Tubes (ISMT)の財政基盤は、最近のKalyani Seamless Tubes (KSTL)の合併後、一層悪化した。
クレジット・レーティング・インフォメーション・サービシズ・オブ・インディアLtd(Crisil)の報告によれば、ISMTとKSLTは1:1の比率で合併、ISMTの社名は維持され、ISMTのプロモーターTaneja一族が、合併後のISMTの32%の権益を握り、経営管理権を掌握した。しかし合併の直接の結果は負債の急増と資本構造の悪化で、中期的にキャッシュ・フローもロー・レベルにとどまる見通しだ。
インディアン・エクスプレスが日曜(4/30)報じたところによると、これは主にKSTLの高いギアリングに伴うもので、1998年3月末当時の自己資本69.2クロー、借入/自己資本比率2.91倍だったKSTLは1998年4月から1999年12月の間に一層の損失を重ね、資本構造を悪化させた。KSTLのこうした資本構造上の弱点は、合併後のISMTの財政状況に不利益を及ぼしている。
加えてISMT自体も重荷を抱えており、傘下のIndian Seamless Steel and Alloys Ltd(ISSAL)の自己資本はマイナス80.7クロー、負債は3370クローで、ISMTはISSALに資金面及び非資金面の支援を提供してきた。
KSTL買収後、ISMTの21.05クローの非転換社債の格付けはBBB+からBB+に下降、定期預金プログラムの格付けもFAからFB+に下方修正された。
以上の格付けには、合併後のシームレス鋼管ビジネスにおける独占的市場シェアの実現、マルチ・ユニット製造施設の補完作用、ISSALの経営改善等のプラス要因も織り込まれている。
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