2000-05-02 ArtNo.22322
◆シティコープ、10~51%のハイエンド投資対象物色
【ムンバイ】シティバンク傘下のCiticorp Finance(India)Ltd(CFIL)は、40%を超えて出資し得る投資対象を物色している。
CFILのリージョナル・ヘッドを務めるLatika Ahuja女史によれば、目下のところ理論的には10~51%の出資が可能だが、慎重な投資戦略からこれまでは10~51%のロー・エンドに保たれてきた。しかし米国における関係規則の変化に伴い、今後は40~51%のレベルの投資も積極的に実行する方針だ。
インディアン・エクスプレスが29日伝えたところによれば、インドに進出して4年になるCFILのインド・ポートフォリオは総額6500万米ドル。情報技術(IT)は主要な投資ターゲットの1つで、IT関連の地元企業25社ほどに出資している。
潜在的に良好な収入が見込める企業が主要なターゲットだが、大部分の企業は株式公開を通じて資本市場から資金を調達できるような条件を備えていないと言う。
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