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2000-04-28 ArtNo.22320
◆製薬産業R&D支出、2005年にはUS$3.4億
【ニューデリー】インド製薬産業の年間研究開発(R&D)支出は現在の330クロー(US$7562万)から2005年には1500クロー(US$3.4372億)に拡大する見通しだ。
インド産業連盟(CII)が26日主催したR&Dに関するセミナーの席上、RanbaxyのDS Brar重役(MD)が語ったところによると、これは主に政府のR&D支出が2005年までに1500クローに拡大されるため。
エコノミック・タイムズが27日、伝えたところによれば、Brar氏は席上、国内製薬業はR&D領域においては“スマート&ニッチ”戦略を採用すべきだと指摘した。それによるとインドは新興市場のための新薬開発センターになる潜在性を備えており、国内企業はこうした市場向け新薬や、先進国向け新化学物質(NCE:new chemical entities)、さらには薬物新投与システム(new drug delivery systems:薬物をより効果的に特定の部位に投与するための新システム)のソースになることができる。
この他、インド企業は臨床実験を手掛ける機会も存在する。この点に関しては、国民が新薬の実験材料やモルモットにされると言った危惧からビジネス機会そのものをフイにすることがないよう、政府は適切な臨床実験規則を定める必要がある。
実際のところインドにはR&Dや発明の伝統はなく、こうした活動を行う上でそれほど良好な環境にはない。大学や政府系研究機関は商業研究を手掛けておらず、既存の政府系研究機関を国際水準を備えた施設にするには向こう2年間に40クローの投資を必要とすると言う。
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