2000-04-27 ArtNo.22305
◆マハラシュトラ州政府、中央政府に緊急財政援助要請
【ムンバイ】マハラシュトラ州の民主戦線政府は、中央銀行により定められた8月28日(29日?)の期限を目前に控え、450クロー(US$1.031億)の当座貸し越しの処置に腐心している。
インディアン・エクスプレス/エコノミック・タイムズが25日報じたところによれば、州政府は中央政府に対して225クローの徴税権委譲と200クローのリリース・アシスタントを通じ、州政府の財政危機打開を支援するよう要請した。州政府はまた石油会社らに遅滞なく販売税を納入するよう督促している。
中央銀行の規定では、州政府は10日以内に当座貸し越しを清算せねばならず、清算できなかった際には、中央銀行の州政府に対するあらゆる支出がストップされる。マハラシュトラ州は前政権時代にもこの種の危機に直面したが、中央政府の補助により難関を切り抜けてきた。しかしBJP政権は、州政府の放漫財政には厳しい姿勢を示していると言う。
|