2000-04-26 ArtNo.22283
◆BHEL南部子会社、3年内に4000MW追加供給
【チェンナイ】チェンナイを拠点に南部諸州で活動するBHEL Power Sector Southern Region (PSSR)は向こう3年間に全国送電網に新たに4000MW(メガワット)の電力を供給する。
Bharat Heavy Electricals Ltd(BHEL)の工事請負/電力サービス部門、PSSRのA. N. Jagadeeswaran重役(GM)によれば、タミールナド州Mannargudi近郊Kovilkalappalにおける108MWのガス・ベースの複合サイクル発電所は今年内に完成する。
ザ・ヒンドゥーが24日、報じたところによると、PSSRはこの他、Pykara水力発電所における各50MWの発電機3ユニットの増設、チェンナイのEnnore 火力発電所における110MWの発電機2基の修理、National Thermal Power Corporation (NTPC)が日本海外経済協力基金(OECF)の協力を得てVisakhapatnamで進めるSimhadriプロジェクト(2×50MW)、オリッサ州におけるTalcher STPプロジェクト(4×500MW)、オリッサ州AngulにおけるNational Aluminiumのキャプティブ発電所(120MW)、カルナタカ電力公社のGerusoppaダム事業(4×60MW)等を手掛けている。
発電施設のアップグレードや寿命の延長工事ではシーメンスと、ガス・タービンの補修ではジェネラル・エレクトリック及びシーメンスと、それぞれ提携している。2000年3月期の年商は過去最高の345クロー(US$7906万)、税引き前利益は65クロー(US$1489万)を記録したと言う。
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