2000-04-26 ArtNo.22279
◆Stup社、グジャラート州化学工業パークの開発契約獲得
【アーマダバード】グジャラート工業開発公社(DIDC)はグジャラート州南部Dahejを港湾や既存の工業団地にリンクした世界的な化学工業パークに開発する計画で、このほどStup Consultantsをプロジェクト・コンサルタントに指名した。
インディアン・エクスプレスが24日、GIDCのSanjiv Mishra副会長兼MDの言として伝えたところによると、Dahejは理想的なメガ・インダストリアル・ハブになる全ての条件を備えている。
GIDCは“インフラストラクチャー・ビジョン2010”の下、向こう10年間に州内に6つの化学工業パークを開発する計画だが、Dahejは中でも最大規模を成し、その理想的条件から、迅速な開発が可能と見られる。
これら6つとは、Dahej(4700ha)、Jamnagar近郊Moti Khavdi(3687ha)、Bhachau(2265ha)、Jhagadia(1766ha)、Padra(1100ha)、Vilayat(1000ha)。この内、DahejとJhagadia以外の地は、水供給の面で問題がある。
Petronet LNG LtdはDahej付近に年間処理能力500万トンの液化天然ガス(LNG)輸入ターミナルを建設中で、IPCL、GACL、Birla Copper、Pushpa Polymers等は既にDahejにそれぞれ独自の施設を設けている。
Dahejの既存埠頭では昨年ナフサ64万トン、プロピレン20万トン、プロパン15万トン、スチレン10万トンを含む130万トンの化学・石油化学製品が処理された。
Stup Consultantsはプーナ近郊Rajnangaonに1000haの類似のパークを開発するプロジェクトに参加、4000クロー(US$9.2億)のプロジェクトを誘致した実績を有する。このためDIDCはStupがその提案する方式に基づき民間の参加も得、開発計画を推進することを認めたと言う。
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