2000-04-26 ArtNo.22278
◆石油製品自由化の道路マップ作成、炭化水素市場開放に弾み
【ニューデリー】石油天然ガス省は2年後に石油製品の自由市場を誕生させるための道路マップを準備している。
インディアン・エクスプレスが24日伝えたところによれば、石油天然ガス省のNaresh Narad次官を長とする同省内部の専門委員会が、Mangalore Refinery and Petrochemicals Ltd (MRPL)やReliance Petroleum Ltd (RPL).等のスタンド・アローン製油所にマーケッティング権を認める事業化調査を進めている。Narad次官は、新たに設けられる石油産業監督局の組織構造を研究する関係省庁の代表から成る別の専門委員会の座長も務めている。同専門委員会には、法務省、電力省、大蔵省の代表が参加している。
先週“ハイドロカーボン・ビジョン2025”と称する気宇壮大な政策が上下両院に上程され、石油製品自由化の日程が明かにされた。それによるとジェット燃料は年内に統制を解かれ、向こう2年間に調理用ガスと灯油に対する補助も削減される。そして2002年には全ての交通燃料が自由化される。より多くのプレーヤーが市場に参入し、競争は過熱することになると言う。
|