2000-04-25 ArtNo.22271
◆サムテル、年産100万台のカラー・モニター工場建設
【ニューデリー】地場カラー・モニター大手Samtel Groupは今年10月までにインド南東部の連邦直轄地ポンディシェリーに年産100万台のカラー・モニター製造施設を設け、デリー近郊ハリヤナ州Faridabadの既存製造業務を最終的に、新工場に移転する計画だ。
インディアン・エクスプレスが22日、Samtel Indiaのマルチメディア部門マネージャー、Kohli氏の発言として伝えたところによると、ポンディシェリー工場は6ヶ月以内にフル稼働し、初年度に年間50万台、2002年までに年間100万台のモニターを製造することを目指す。年産36万台のFaridabad工場の業務は最終的にポンディシェリー工場に移転される。
昨年度(99/00)は国内でモニター17万5000台を販売、内4万台がモノクロだった。来年度は35万台を販売、内モノクロは昨年並みの4万台になる見通しだ。
目下相手先商標製造業者(OEM)及び組み立て市場向けが全体の30%を占めているが、2001/02年度には同比率を約60%に拡大する計画だ。傘下にディストリビューター120社、リセラー1000店を有する同社は、インド国内のサービス・センターの数を現在の25から2001年半ばまでに50に倍増する。マルチメディア部門の売上は今年の85クローから来年は175クローに拡大する見通しと言う。
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