SEAnews 2000-04-25 ArtNo.22267

【チェンナイ】地場商用車製造会社Ashok Leyland Ltd (ALL)は売上の増加に加え、コスト削減や資産管理が奏功し、2000年3月期年度に前年(20.37ｸﾛｰ)比285％増の78.49クロー(US$1798万)の純益を計上、売上も前年(2051.49ｸﾛｰ)比27％増の2602.69クロー(US$5.96億)を記録した。
インディアン・エクスプレス／エコノミック・タイムズ／ヒンドゥー・ビジネス・ライン／ザ・ヒンドゥーが23日報じたところによれば、純益には在庫評価方式の変更に伴う28.25クローの特別項目利益が含まれるが、これを除いても依然として161％の伸びとなる。
車両販売は前年の2万9741台から3万7859台に27％アップした。これには2188台(2168台)の輸出も含まれる。中でも中型車(MDV)販売は30.6％増3万5350台(27109)を記録したが、ＭＤＶ市場シェアは前年の34.5％から34％に僅かな後退を見た。ＡＬＬは伝統的にリセッション時にはTata Engineering and Locomotive Company Ltd (Telco)のシェアを喰い、好況時にはこれを失うと言うパターンを繰り返している。ＡＬＬは北部と東部市場への浸透を果たすとともに、国軍に4000台の車両を納入した。